ソフトバンクとソースネクストが増益、ワタミが自社株買い、第一生命が損保ジャパンの生保子会社を買収との報道にコメント、アジアのFacebookユーザ数大幅増

2014年2月12日 16:54

【2月13日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 13日の注目銘柄。ソフトバンクとソースネクストが増益、ワタミが自社株買い、第一生命が損保ジャパンの生保子会社を買収との報道にコメント、さらにアジアのFacebookユーザ数が大幅増となった。

 ソフトバンク(東:9984)が12日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算(IFRS)は、純利益が前年同期比58%増の4882億円。米・スプリントの子会社化による増収効果に加え、イー・アクセスやガンホー・オンライン・エンターテイメント(Jス:3765)、ウィルコムなどを子会社化が寄与した。売り上げ高は同94%増の4兆5617億円、営業利益は同38%増の7981億円に伸びた。

 ソースネクスト(東:4344)が12日に発表した2014年3月期第3四半期の決算短信によると、純利益は前年同期比62%増の10億円だった。各利益が第3四半期として過去最高となった。セキュリティソフトの店頭販売金額が大きく伸びたのが大きい。さらに、はがき作成アプリ「筆王」や、スマートフォンアプリのタイトルも好調だった。売上高は前年同期比10%増の44億円、営業利益は同54%増の10億円、経常利益は同59%増の9億円だった。

 ワタミ(東:7522)は12日、発行済株式総数の7.00%にあたる280万株を上限に自己株式を取得すると発表した。同日発表された、ソニーフィナンシャルホールディングス(東:8729)の100%子会社であるソニー生命保険との業務提携解消などに伴い、今後の経営環境の変化に対応することを目的としている。取得価額の総額は45億円、取得期間は2月14日から2月28日まで。

 第一生命保険(東:8750)は12日、同社がNKSJホールディングス(東:8630)グループの損害保険ジャパンから生保子会社を買収し、割安生命保険販売に参入すると一部で報じられたことを受けて「当社が公表したものではありません」との生命を発表した。同社では国内成長市場戦略についてさまざまな検討を進めているものの、現時点で決定した事実はないとしている。

 また、インターネット関連サービスを提供するセレージャテクノロジーが12日に発表したアジア各国・地域のFacebookユーザ数(2月10日時点)の統計によると、アジア全体のユーザ数は前月調査比782万人増となった。2ヶ月連続の増加となった。日本のユーザ数は前月と変わらず2200万人でアジアで5位。対人口比ユーザ数割合は17.4%で全体の14位となっている。【了】

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