【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】不二越は2020年の1株利益140円へ、株価割安

2014年2月12日 13:45

  飛躍期を迎えた不二越 <6474> に注目したい。主力取引先のトヨタやホンダ、デンソーなど自動車関連が好調なほか、北米や中国向けも堅調が見込まれ、14年11月期は売上高2050億円(前期比16.7%増)、営業利益170億円(同37.8%増)、純利益100億円(同49.1%増)、1株利益40円23銭(従来予想32~34)の見通し。今後は世界最速の小型ロボットや省エネ・油圧ユニット、航空機エンジン用特殊ブローチなど高シェア製品の本格寄与が予想されるため2年後の16年11月期に売上高2500億円、営業利益250億円、さらに、東京五輪が開催される20年11月期には売上高4000億円、営業利益600億円の目標を掲げている。この時点で海外売上高比率60%(2400億円)の達成を目指す。

  1株利益を試算すると16年11月期64円36銭、20年11月期140円80銭が予想され、先週末の株価623円は買い余地が大きい。なお、今期は2円増配の8円配当を予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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