NY原油:反落で99.94ドル、イエレンFRB議長証言を受けたドル高が下押し圧力に

2014年2月12日 07:00


*07:01JST NY原油:反落で99.94ドル、イエレンFRB議長証言を受けたドル高が下押し圧力に

NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:99.94 ↓0.12)。寄り付近でつけた100.37ドルを高値に、売りが先行して一時99.60ドルまで下落。その後は、買いもみられ、100ドル付近に戻しての推移が続いていたが、引けにかけて再び軟調気味になった。

この日行われたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に対しては、直接的な材料にはならなかったとの見方。ただ、慎重なペースでの量的緩和縮小継続の可能性に言及したことでドル買いになっており、ドル高が原油の下押し圧力になった面がある。

また、日本時間13日午前0時30分に予定される米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)発表待ちムードが、目先的に原油の買い姿勢を鈍らせた可能性も考えられる。《KO》

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