ソニーがPC事業売却を正式発表、ヤマダ電機と日本マクドナルドが大幅減益、ソニーが下方修正、LINEの年間売上518億円に=7日の注目銘柄

2014年2月7日 08:44

【2月7日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 7日の注目銘柄です。ソニーがPC事業売却を正式発表、ヤマダ電機と日本マクドナルドは大幅減益、ソニーが下方修正、LINEの年間売上518億円に。

 ソニー(東:6758)は6日、同社のPC事業を7月1日をめどに日本産業パートナーズ(本社:東京都千代田区、以下「JIP)に譲渡すると正式に発表した。ソニーは2014年春モデルを最後にPC事業を収束し、モバイル領域はスマートフォン及びタブレットに集中する。JIPでは、新会社を設立し、ソニーのPC事業とPC事業にかかる一部の資産などを承継。VAIOブランドのPC事業の企画、設計、開発から製造、販売などに至る事業全体を運営する。ソニーのPC事業の拠点である長野テクノロジーサイト(長野県安曇野市)をオペレーション拠点にする予定。

 日本マクドナルドホールディングス(Jス:2702)が6日に発表した2013年12月期の連結決算は、純利益が前年同期比60%減の51億円だった。売上高は同12%減の2604億円、営業利益は同54%減の115億円、経常利益は同57%減の102億円だった。

 ヤマダ電機(東:9831)が6日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比78%減の63億円だった。売上高は同10%増の1兆3583億円、営業利益は同60%減の138億円、経常利益は同39%減の263億円だった。

 ソニー(東:6758)は6日、2014年3月期の通期の連結業績予想(米国基準)を下方修正し、純損益を前回予想300億円の黒字から1100億円の赤字(前期は430億円の黒字)に引き下げた。モバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野、ホームエンタテインメント&サウンド分野などでの利益が想定を下回るほか、為替差損が想定よりも増加する。また、営業利益を前回予想1700億円から前期比65%減の800億円に引き下げた。売上高及び営業収益は前回予想を据え置いた。

 LINE(本社:東京都渋谷区)は6日、2013年通期の売上額が518億円だったと発表した。2013年10-12月期(4Q)の売上額は159億円(前四半期比16%増)。また、基幹事業であるLINE事業の2013年通期の売上額は343億円、2013年10-12月期の売上額は122億円(前四半期比20%増、前年同期比5.5倍)だった。LINE事業における売上成比は、ゲーム課金(約60%)、スタンプ課金(約20%)のほか、公式アカウント・スポンサードスタンプ等。【了】

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