プログレスM-22M補給船、打ち上げ 国際宇宙ステーションへ

2014年2月6日 07:00

  ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)は6日、プログレスM-22M補給船を搭載したソユーズUロケットを打ち上げた。プログレスM-22Mには国際宇宙ステーション(ISS)へ向けた補給物資が搭載されており、このあと打ち上げから約6時間後にISSとドッキングする予定だ。

  プログレスM-22Mを積んだソユーズUは、現地時間5日22時23分(日本時間6日1時23分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地のガガーリン発射台(LC-1/5)から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9分後にプログレスM-22Mを軌道へと投入した。その後太陽絵電池やアンテナの展開にも成功し、ISSとのドッキングに向けて飛行を始めた。

  プログレスM-22Mには、ISSへ補給するための水や推進剤、酸素、そしてISSに滞在している宇宙飛行士のための食料や衣類など、合計2,370kgの物資が搭載されている。同機はこのあと、日本時間6日7時26分にISSのピアース(ピールス)・ドッキング・モジュールにドッキングする予定だ。

 ■РКН «Союз-У» с ТГК «Прогресс М-22М» стартовала с космодрома Байконур
http://www.roscosmos.ru/20191/

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