マツダ:今第3四半期の純利益が3倍、「スカイアクティブ テクノロジー」搭載車が販売数を伸ばす、通期予想を上方修正

2014年2月5日 18:35

【2月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 マツダ(東:7261)が5日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比3倍の774億円だった。新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を搭載した「マツダ CX-5」、新型「マツダ アテンザ(海外名:Mazda6)」などが販売数を伸ばした。継続的なコストの改善も奏功し、為替相場の円高修正も収益を下支えした。

 売上高は前年同期比26%増の1兆9402億円、営業利益は同6.3倍の1245億円、経常利益は同4.4倍の931億円だった。

 また無配としていた期末配当予想を、1株あたり1円に修正した。同社は中間配当を実施していないため、年間配当は同額の、1株あたり1円となる見込み。

 さらに、同社は通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想2兆6500億円から前期比22%増の2兆6800億円に、営業利益を同1600億円から同3.3倍の1800億円に、経常利益を同1230億円から同4倍の1320億円に、純利益を同1000億円から同3.2倍の1100億円に、それぞれ引き上げた。【了】


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