中央線特急「スーパーあずさ」、後継の新型車両を製作

2014年2月5日 13:42

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は4日、中央線特急「スーパーあずさ」用の新型車両(E353系)の先行車を製作すると発表し、車体のデザインなどを公表した。2015年夏以降に落成する予定という。

 新型車両では、老朽化したE351系の取替を目的として、性能評価や技術検証を行う。基本9両編成、付属3両編成の計12両を製作する。

 外観は、「伝統の継承」と「未来への躍動」をコンセプトとして、あずさのDNAを引き継ぎながら、日本の中央を走る新時代のダイナミズムを表現したという。

 観光・ビジネスユースへの対応として、車内案内表示器にフルカラーLEDを採用し、行先・停車駅案内のほか運行情報やニュースなどを配信する。また、各座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを備える。

 運行区間は、中央本線(東京~塩尻) と、篠ノ井線(塩尻~松本)。

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