KDDI研究所、Webサイト上の個人情報削除支援ツールを販売
2014年2月5日 12:45
KDDI研究所は4日、Webサイトに投稿されたコンテンツから個人情報を除去する作業を効率化する個人情報検出ツールを販売開始すると発表した。
同ツールは、SNSや掲示板などへの書き込みをチェックする目視確認作業を効率化するもの。同社は、作業のコスト削減、チェック対象の規模拡大ができるとしている。
利用時には、対象テキストデータをアップロードすると、独自の判定処理によって「住所」「一般的な氏名」「電話番号」「メールアドレス」などを自動検出する。検出した個人情報は伏せ字に自動変換され、Webブラウザ上に自動判定結果と伏せ字処理結果が1件ずつ表示される。
検出・変換の速度は1分間に1200件で、個人情報該当箇所の検出精度は約94%という。単語登録機能があり、個人情報以外のキーワード検出もできる。
FreeBSD8.2(64bit)などのLinux系OSを導入したサーバ上で動作する。ツールの操作は、Internet Explorer 8.0の動作するWindows PCから行なう。
価格は、個別見積り。