インフォマート、フード業界向け総合マーケティングサービス「BtoBF-Marketing」を提供開始

2014年2月4日 23:11

 インフォマートは3日、子会社のインフォライズと協同で、国内外のフード業界関連企業のための総合マーケティングサービス「BtoBF-Marketing」を14日に開始すると発表した。

 「BtoBF-Marketing」は、6つのサービスパターンを用意し、フード業界関連企業のニーズに応じた、Web広告、マーケティング、ニーズ調査、試作品・新商品等の評価サービスから最適なプランを提案するサービス。

 インフォマートの企業間電子商取引(BtoB)プラットフォームの運営で培ったノウハウと、約3万4,000社、約18万事業所の会員ネットワーク力を生かし、事業展開する。

【「BtoBF-Marketing」の6つのサービス】
1)商品PR・ブランディング型
 サービス利用企業が新商品などを拡販する際、開発ストーリーや特徴を伝える記事広告をポータルサイトに掲載し、販売対象(外食チェーン、小売業のバイヤーや卸企業)へ訴求することができる。これにより、新規顧客獲得につながるサンプル問合せ等を獲得したいといったニーズに応える。

2)キャンペーン・アンケート収集型
 サービス利用企業が飲食店料理長からの業務用食品に対する意見を集め、既存商品の改良等を行いたい時や、自社のキャンペーンを告知したい時など、ポータルサイトに専用のバナーを設けることで、アンケートの回収・顧客情報獲得・ノベルティー配付先の確保が可能となる。

3)提案広告型
 海外のサービス利用企業が、日本のフード業界に販路を広げたい時、または貿易代理店を探したい時など、その商品の調理方法・利用方法の動画をポータルサイトに掲載し、販売対象(外食チェーン、小売、商社)へ訴求することで問合せの獲得が可能となる。

4)自社商品の評価・開発支援型
 サービス利用企業の自社商品について、業界のプロや一般の消費者がどのような評価をするのかを調査。これにより、試作品の改善点を明確にしたい、新商品の裏付けデータとして評価をしたいといったニーズに対し、3パターンの評価方法を用意。
・食プロプレミアムレポート…著名な業界人や業界に精通している影響力を持つ人による評価。味・風味・食感等、厳しい目線で評価。
・食プロレポート…購買担当や料理長による評価。使い勝手、オペレーションを含めた現場のプロが評価。
・消費者レポート…実際の店舗の来客者による評価。特定の店舗でメニューとして調理・提供し、評価。

5)ニーズ調査型
 サービス利用企業から依頼されたテーマを、Twitter・Blogなどのソーシャルメディアのデータを基に複合的に分析したレポートを提供。自社商品と他社商品を比較したい時や、自社商品群のソーシャル上の評価を定量・定性的に把握したいといったニーズに応える。

6)実地営業支援型
 サービス利用企業のニーズをヒアリングし、対象となる企業を直接紹介する。フード業界(飲食チェーン、ホテル、小売、食品卸、食品メーカー等)への販路を新規開拓する足掛かりを作りたいといったニーズに応える。

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