ホンダが好決算、アドウェイズが上方修正、JALが1対2の株式分割、リコーが国内販売関連会社を統合=3日の注目銘柄
2014年2月3日 11:05
【2月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 3日の注目銘柄です。ホンダが好決算、アドウェイズが上方修正、JALが1対2の株式分割、リコーが国内販売関連会社を統合。
本田技研工業(東:7267)が31日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が同39%増の4035億円だった。アジアで二輪車が、日本や北米で四輪車が売上台数を伸ばしたことに加え、為替換算による売上高の増加影響などによって大幅な増収増益となった。売上高は前年同期比23%増の8兆7452億円、営業利益は同43%増の5849億円だった。
インターネットアフィリエイトプログラム等を手がけるアドウェイズ(東マ:2489)は31日、2014年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、純利益を前回予想4億円から前期比64%増の5億円に引き上げた。国内の広告事業が好調に推移したため。また、売上高を同295億円から同33%増の300億円に、営業利益を同6億円から同91%増の7億円に、経常利益を同5億円から同79%増の7億円に、それぞれ引き上げた。
JAL(東:9201)は31日、9月30日を基準日として1対2の株式分割を実施すると発表した。個人を含めた幅広い投資家が、一層投資しやすい環境を整えることで、流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図るのが目的。9月30日最終の株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割する。なお、同社が航空法の規定に従い名義書換を拒否した株式(外国人持株調整株式)についても、同様に株式分割の対象とする。
リコー(東・名・福・札:7752)は31日、国内の販売関連会社を再編し、リコーテクノシステムズ、リコービジネスエキスパート、リコーITソリューションズそれぞれの機能の一部を、新会社のリコージャパンへ統合すると発表した。基盤事業であるドキュメント領域の継続的な成長と、ソリューション・サービス事業強化による新たな顧客価値を創造を目指す。新会社は7月1日に発足予定。従業員数は1万9500名を見込んでいる。【了】