JT:今第3四半期の純利益は36%増、海外たばこ事業で単価上昇の効果があり増収、通期予想を上方修正

2014年1月30日 17:22

【1月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日本たばこ産業(東:2914)が30日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算(IFRS)によると、純利益が前年同期比36%増の3592億円だった。海外たばこ事業で、単価上昇の効果と円安影響があり、増収となった。また、固定資産売却益が増加し、増益を達成した。

 国内紙巻きたばこ事業では、「メビウス」をはじめとした注力ブランドを中心に、積極的な販売促進活動を実施。総需要が1.7%減少したにもかかわらず、国内における紙巻きたばこ販売数料は前年同期の水準を維持した。

 売上収益は同11%増の1兆7798億円、営業利益は同25%増の5144億円だった。

 また、同社は通期連結業績予想を上方修正した。売上収益を前回予想2兆3680億円から前期比13%増の2兆3900億円に、営業利益を同6320億円から同20%増の6380億円に、純利益を同4150億円から同23%増の4230億円に、それぞれ引き上げた。【了】

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