【銘柄フラッシュ】三菱製紙や北興化学が急伸しスクウェア・エニックスHDも続伸

2014年1月27日 16:47

  27日は、アルゼンチン通貨の急落などによるNY株の大幅安を受け、日経平均が朝方3%安近い458円01銭安の1万4933円55銭まで急落。後場は1万5000円をはさんで下げ渋ったものの、東証1部上場1779銘柄のうち、値上がり銘柄数は29銘柄のみ。中で、三菱製紙 <3864> は新たなリチウムイオン電池向けセパレータ開発を材料に急伸し大引けも32.6%ストップ高、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> も人気ゲームの初のスマートフォン版を引き続き材料に24.0%ストップ高。

  富士通ゼネラル <6755> は前週末発表の四半期決算を好感し12.2%高と大きく戻り高値。マクニカ <7631> は14時の四半期決算発表を好感し6.9%高と高値更新。

  日本通信 <9424> (JQS)はNTTグループなどからの回線賃借料の引き下げ観測を材料に13.5%ストップ高。精養軒 <9734> (JQS)は特に強力な材料が聞かれず仕手筋介入の観測で3日連続ストップ高の15.8%高。ドリコム <3793> (東マ)も人気ゲーム「ワンピース」シリーズの初のスマホ版を材料に23.3%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は前出・三菱製紙 <3864> の32.6%ストップ高、2位は北興化学工業 <4992> の26.7%ストップ高となりアルツハイマー病ワクチンの量産技術報道が言われて朝方からストップ高のまま推移、3位は前出・スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> の24.0%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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