旭化成の新社長に浅野執行役員が昇格、富士通ゼネラルが増収増益、ソフトバンクがスマホ向け新料金発表、ニフティ運営サイトで不正ログインが発覚、ココイチで食中毒が発生=25日の注目銘柄
2014年1月27日 09:13
【1月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 27日の注目銘柄です。旭化成の新社長に浅野執行役員が昇格、富士通ゼネラルが増収増益、ソフトバンクがスマホ向け新料金発表、ニフティ運営サイトで不正ログインが発覚、ココイチで食中毒が発生。
旭化成(東1:3407)は24日、浅野敏雄執行役員が新社長に昇格する代表人事を発表した。同社が注力する事業領域の経営基盤の強化とガバナンス体制の明確化、今後の経営環境の変化に迅速に対応するために、経営陣の若返りが必要と判断した。浅野氏は4月1日付で社長執行役員に就任した後、6月下旬の株主総会日付で代表取締役社長兼社長執行役員に就任する予定。なお、現社長の藤原健嗣氏は副会長に、現会長の伊藤一郎氏は取締役会長に就任する。浅野氏は1975年3月に東京大学薬学部卒業後、旭化成工業(現 旭化成)に入社。ライフサイエンス総合研究所長などを経て2011年4月より旭化成ファーマの社長を務めている。
富士通ゼネラル(東:6755)が24日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比6%増の64億円だった。売上高は同20%増の1587億円、営業利益は同52%増の96億円、経常利益は同4%増の96億円。
ソフトバンク(東:9984) グループのソフトバンクモバイルは24日、音声定額とパケット定額をパックにした新料金を、4月21日よりSoftBank 4GおよびSoftBank 4G LTEに対応するすべてのスマートフォン向けに提供すると発表した。従来のパケット定額に音声通話料金をセットにした月額5980円のSパック、月額6980円のMパック、月額9980円のLパックの3種類のプランを用意する(専用基本料、S!ベーシックパックの月額利用料が別途かかる)。従来のホワイトプラン、パケット定額サービスも引き続き選択が可能。
ニフティ(東2:3828)は24日、同社が運営しているサービス「@nifty」の会員向け「お客様情報一覧」ページにおいて、会員情報が不正ログインにより閲覧された可能性があると発表した。不正なログインは、1月16日(木)午前1時57分〜午前6時37分にかけて行われており、165IDが対象となることが判明した。閲覧された可能性のある情報は、「氏名」「住所」「電話番号」「生年月日」「性別」「秘密の質問」「ご契約状況」「ご利用料金」「メールアドレス」など(契約したコースによって異なる)。
壱番屋(東・名:7630)は24日、同社のフランチャイズ店舗である「カレーハウス CoCo 壱番屋 千葉中央駅東口店」において、1月16日に販売したテイクアウト弁当を食べた客のうち数名に、嘔吐・下痢などの食中毒症状が発生したことを発表した。同社は1月18日に客からの申し出を受け、管轄保健所へ連絡。保健所の検査の結果、客と同店舗従業員の検便よりノロウイルスが検出された。同店舗は、食品衛生法第6条に基づき、1月24日付で営業停止を命じられている。【了】