ローソン、秋田県に植物工場を設立 ローソン向けにベビーリーフを生産
2014年1月26日 21:23
ローソンは24日、ベビーリーフを生産する植物工場「ローソンファーム秋田」を農業生産法人として設立したとを発表した。9月下旬に工場の稼働を開始する予定。
植物工場「ローソンファーム秋田」は、5月から秋田県羽後町の小学校跡地に建設する予定。敷地面積は656平方メートルで、栽培面積は760平方メートル。ベビーリーフの栽培は室内で行われ、気候にはまったく左右されないという。また、農薬を使わずに栽培する。
同工場では、店舗販売用に年間約20t、中食原材料用に年間約11tのベビーリーフを生産する計画。生産されたベビーリーフは、9月下旬から順次、東北、関東地方の4,585店のローソンおよびローソンストア100で販売する。パスタやサラダ、調理パン向けの原材料としても使用される予定。販売額は、年間9,200万円を見込んでいる。
ローソンによると、新会社の「ローソンファーム秋田」は、資本金が300万で、ローソンの出資比率は15%。「ローソンファーム」はローソンの専用農場で、今回の秋田で12カ所目となる。植物工場は今回が初めて。
同社は、今年末までに「ローソンファーム」を16カ所まで増やす予定としている。植物工場いついては、今後都心部や地下などでの展開も視野に入れているという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)