東京電力が東電病院を売却、ソニーがゲノム情報の新会社を設立、リンガーハットが「8番らーめん」を買収との報道にコメント、ソースネクストが通期純利益を上方修正=24日の注目銘柄
2014年1月24日 10:36
【1月24日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 24日の注目銘柄です。東京電力が東電病院を売却、ソニーがゲノム情報の新会社を設立、リンガーハットが「8番らーめん」を買収との報道にコメント、ソースネクストが通期純利益を上方修正。
東京電力(東:9501)は23日、これまで競争入札による売却手続きを進めてきた東京電力病院(所在地:東京都新宿区)について、東京建物(東:8804)と売却に関する契約を締結したと発表した。売却価額は100億円。3月31日の引き渡しを予定している。
ソニー(東:6758)は23日、エムスリー(東:2413)、米・イルミナ社と、ゲノム研究を支援するための「ゲノム情報プラットフォーム」を日本で立ち上げるために協業すると発表した。ソニーとエムスリーは、マイノリティ出資者であるイルミナとともに、2014年2月末までに新会社のP5(ピーファイブ)株式会社を設立する予定。
リンガーハット(東・福:8200)は23日、ラーメン店「8番らーめん」を展開するハチバン(Jス:9950)を買収すると一部で報じられたことを受け、「当社が発表したものでなく、本報道は事実ではありません」との声明を発表した。加えて、同社は「ハチバンとは双方の業務につき様々な観点から互いに協力体制を構築することを検討しておりますが、現時点において発表する決定事実はありません」とコメントした。
ソースネクスト(東:4344)は23日、2014年3月期の通期連結業績予想を修正し、純利益を前回予想8億円から前年同期比41%増の11億円に引き上げた。主力製品「ウィルスセキュリティ ZERO(Windows8 対応版)」や「筆王 Ver.18」など、粗利率の高い製品の販売が好調だったことから予想を上方修正した。売上高は同53億円から同8%増の55億円に、営業利益は同8億円から同39%増の10億円に、経常利益は同8億円から同44%増の10億円に、それぞれ引き上げた。【了】