『輝くロマンス』イ・ジン、“たくましい主婦”“母性愛に満ちた母”に変身
2014年1月24日 09:27
女優イ・ジンがMBC連続ドラマ『輝くロマンス(脚本:ソ・ヒョンジュ、演出:シン・ヒョンチャン、チョン・ジイン)』で安定した幅広い演技力を見せ、女優として新たな転換点を迎えている。
『輝くロマンス』のポジティブなスーパー母さん、オ・ビンナ役で印象深い姿を見せている彼女が、これまでの都会的イメージを脱ぎ捨ててたくましい主婦役に変身、生き生きした演技で視聴者の心をとらえている。
うぶな20代にテシク(ユン・ヒソク)と出会い紆余曲折の末に結婚したビンナ(イ・ジン)は、自分の分身ともいえる娘ヨンドゥ(ホ・ジョンウン)を見守りつつ常に明るい笑顔を失わない、努力する強い母親だ。
イ・ジンは爽やかで元気な女性から上手に家事を切り盛りする母まで、時間の経過に沿ったキャラクターの心境の変化や感情を繊細に演じ、くるくるパーマ姿まで見せるなど外的な変化にも気を遣いながら非常な熱意を見せている。
特に結婚後は姑マルスク(ユン・ミラ)との葛藤を経験する一方、つらくとも子供のためならいつでも一肌脱ぐ母性愛に満ちた母の姿をリアルに表現、胸を打つ演技で女性たちの共感を得ており、進化していく姿に関心が集まっている。
イ・ジンは撮影現場で常に台本を手放さず練習に余念がなく、ビンナの感情を理解しようと努めている。その誠実さ、謙虚な姿勢、演技への情熱によって、シン監督やスタッフたちは彼女の演技に心を奪われ、絶賛を惜しまないという。
こうしたイ・ジンの努力はドラマにそのままにじみ出ている。父(イ・ゲイン)を不慮の事故で失ったビンナの悲しい感情を切々と表現し号泣する姿、ヨンドゥの教育問題と偽装離婚に関して姑と対立する姿まで、綿密なキャラクター分析を行い、キャラクターが置かれた状況にしたがって刻々と変わる様々な感情をブレのない濃い密度の演技を見せ、ドラマの中心にしっかり立っている。
デビュー後から多様なジャンルのドラマに出演し、地道に女優の道を歩んできたイ・ジン。初挑戦のデイリー連続ドラマにもかかわらず、各作品で積み重ねてきた演技力を土台に女優としての力量を発揮して好評を博している。このように日々進化を続ける彼女が『輝くロマンス』で今後どれほど輝くか期待されている。
イ・ジンをはじめ出演俳優たちの名演技と魅力的なストーリー展開で人気のMBC連続ドラマ『輝くロマンス』は、毎週月~金の午後7時15分より放送中。(翻訳:中島礼子)