【銘柄フラッシュ】第一工業製薬やボルテージが急伸しみずほFGは高値更新
2014年1月23日 16:28
15日は、朝方堅調だったトヨタ自動車 <7203> が前引けには軟化し、後場は中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)ダウンを受けて日経平均の先物に押される形で軟調の度を拡大し1.3%安。ソフトバンク <9984> は急速に値を消して3.5%安。みずほフィナンシャルグループ <8411> はメガバンクの中で投資額が低いためNISA(少額投資非課税制度)向きとされて前場に高値を更新し、後場も値を保ち1.3%高。ただ、他の大手行は軟化。昨日まで戻りの目立った任天堂 <7974> は朝方に続伸したものの1万4000円台を回復したため目先一服とされて前引けには軟調に転じ1.3%安。
材料株物色は強く、ボルテージ <3639> は引き続き業績予想の増額を材料に20.2%高と連日急騰。星光PMC <4963> はナノテク新素材を材料に4日連続ストップ高の16.9%高。第一工業製薬 <4461> は13時に星光PMCの買い材料と同じセルロースナノファイバーの新工場を発表し急伸し25.7%ストップ高。
NEC <6701> は引き続き「ビッグローブ」売却観測を材料に高値更新の5.2%高、インスペック <6656> (東マ)はBBレシオなど材料に16.8%ストップ高。ユーラシア旅行社 <9376> (JQS)は危ない地域に慣れているとされてソチ五輪観光と関連づける動きあり一時ストップ高の後14.5%高。
東証1部の値上がり率1位は前出・第一工業製薬 <4461> の25.7%ストップ高、2位も前出・ボルテージ <3639> の20.2%高、3位はメック <4971> の20.1%ストップ高となり金属と樹脂の画期的な接合技術に注目とされて急伸し2008年以来の高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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