ラクーン:3月中旬より新規事業となる、クラウド受発注ツール「COREC」の提供を開始

2014年1月23日 16:22

■業種を問わずすべてのBtoBにおける受発注をWeb上で一元管理

 ラクーン<3031>(東マ)は、1月23日の取締役会で、2014年3月中旬より新規事業となる、クラウド受発注ツール「COREC(コレック)」http://corec.jp の提供を開始することを決議した。

 CORECは業種を問わずすべてのBtoBにおける受発注を、Web上で一元管理できるクラウド受発注ツール。取引先ごとに異なる受発注手段でも、CORECを通すことで一つにまとまり、受発注処理にかかるコスト削減と効率化に貢献する。

 CORECは簡単な登録だけですぐ利用できるサービス。商品やサービスを販売するサプライヤー側は、自社専用の受発注フォームをCOREC上で作成しメールや展示会・カタログなどで取引先に案内する。案内を受けたバイヤーは会員登録なしでもサプライヤーが作成したフォームから発注ができる。

 バイヤーが会員登録後に、発注したいサプライヤーがCORECを利用していない場合は、バイヤー側がCOREC上に発注フォームを作成し、それをメールまたはFAXで発注先に送ることも可能となる。

 作成されたフォームでの受発注内容はサプライヤー・バイヤー双方共に、すべてCOREC上で一元管理できる。

 CORECは基本機能を無料とし、クラウド型とすることで幅広いユーザーへの提供を展開していく。

 日本のBtoBにおける受発注はいまだに電話やFAXが多く利用されている。2013年12月に同社が実施したアンケートでもFAX・電話・対面といったアナログな手段を使う企業は75%を超えており、メールやWebを含め複数の手段を相手に合わせ使用している企業も70%以上であった。

 これらの受発注時には手作業によるミスや漏れが発生し、処理作業に多くの時間を取られているという課題がある。また、システム化には導入コストやシステム担当者の必要性、取引先の同意など複数のハードルが存在し、導入が広がっていないのが現状である。

 そこで、これらの課題を解決し中小企業から大企業まで規模を問わず受発注をよりスムーズに行えるサービスとしてCORECを開発した。クラウドサービスのため、サプライヤー・バイヤーともに導入も容易となる。

 CORECは3月中旬にサービス開始予定。基本機能を無料で使えるサービスとなっているが、より効率的に受発注を行える機能を有料プランとしていく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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