三菱自動車、マレーシアで「ASX」の現地生産を開始
2014年1月21日 13:28
三菱自動車は21日、マレーシアでコンパクトSUV『ASX』(日本名:RVR)の現地生産を開始したと発表した。
同社によると、『ASX』は、マレーシアにおける車両組立委託先であるTan Chong Motor Assembliesで生産され、同国の総販売代理店Mitsubishi Motors Malaysia の販売網を通じて2月から販売される予定という。
三菱自動車の一寸木守一・常務執行役員は、同日開催された『ASX』ラインオフ式典に出席し、「『ASX』の現地生産はマレーシア市場での更なる成長に向けた次なる一歩として位置づけている」とコメントした。
三菱自動車は、2016年度までの中期経営計画「ニューステージ 2016」で、事業戦略の柱の一つとして「アセアン地域の生産体制強化」を掲げている。同社は、今後もマレーシア市場で現地生産車種の追加を含めたラインナップの充実を図りながら、事業強化に取り組んでいくとしている。