辺野古への移設 淡々と進める 菅官房長官
2014年1月20日 16:41
菅義偉官房長官は20日の記者会見で、沖縄県名護市の市長選挙で米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対を揚げて戦った現職の稲嶺進氏=共産・生活・社民・沖縄社大推薦=に、移設推進を掲げて戦った新人で無所属の元県議・末松文信氏=自民推薦=が破れたことに「大変残念に思う」と語った。
菅官房長官は、そのうえで「いずれにしろ、普天間飛行場の固定化は絶対避けなければならない」とし「このことは政府と沖縄県との共通の認識」。米軍普天間飛行場の辺野古への移設は「抑止力を維持しながら普天間飛行場の危険除去と普天間飛行場の固定化を避けるために、唯一の解決策」と改めて、辺野古への移設の必要を強調した。
菅官房長官は「引き続き、沖縄の負担軽減、沖縄の振興を少しでも実現できるよう努力したい」とした。
菅官房長官は「地方の権限は限られている」とし「辺野古沿岸の埋め立てについては沖縄県知事から承認を頂いているので、出来る限り説明をし、地元の理解を得ながらすすめて行きたい」と語った。菅官房長官は「移設計画は淡々と進めていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)