A Pink、脱北中・高校生用制服の後援式に出席

2014年1月18日 18:54

 学生服ブランドのスクール・ルックスと女性アイドルグループA Pinkが、脱北青少年たちと共に希望に満ちた新年を迎えた。

 スクール・ルックス(www.skoolooks.com)は、今月15日に同社の広告モデルA Pinkとともに脱北青少年たちのための正規学校ハンギョレ中・高校を訪問、「希望を与えるスクール・ルックス・キャンペーン」の一環として制服を無償で支援する後援式を開催したと16日に公表した。

 今回の式は、サイズが合わない制服や中古の制服を譲り受けて着ている脱北青少年たちに新しい制服を無償で支援することで合意したスクール・ルックスとハンギョレ中・高校の後援協約により開催された。

 スクール・ルックス戦略室のキム・ユル課長は「脱北青少年たちは一般の生徒たちよりも体格が小さいため、制服製作時に自社のノウハウを土台に体形分析を行い、制服デザインには生徒たちの意見を反映した」と説明。また「今回の後援は、新学期を迎える彼らに学生服を通じて希望のメッセージを伝え、これまでお客様たちから受けてきた愛顧に応える好機」と語った。

 後援式に出席したA Pinkのメンバー、チョン・ウンジは「このように意義ある催しにご一緒できて光栄。脱北青少年たちがいい制服を着てもっと大きな夢を持てるようになれば幸い」と話した。

 スクール・ルックスが学生服を後援するハンギョレ中・高等学校は、京畿(キョンギ)道の安城(アンソン)市に北朝鮮から脱出してきた青少年たちが韓国での生活に適応できるよう促し、また学歴補充のために2006年3月に設立された学校。全10クラスで現在約200人以上が在学している。

 一方、スクール・ルックスは2014年に新製品「スクール・ルックス・ミニジャケット」を発売、生徒たちから好評を得ている。体にフィットするスリムなラインと、通常の生地より伸縮性が3倍以上優れた四方スパンを使用、着心地と活動性を大きく向上させた。また発熱する裏地を使い、冬ジャケットの保温性を高めている。

 他にも、ブラウスとシャツからマイナスイオンと遠赤外線が放出して森林浴効果を与える業界初「ヒーリングカラー」や、音楽をよく聴く生徒たちのために、ボタン穴にイヤホンコードを固定できる「ミュージックボタン」を配置、機能性と実用性を高めた。(翻訳:中島礼子)

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