【銘柄フラッシュ】エスプールが急伸し自衛艦と釣り船の衝突を受け鶴見製作所も高い

2014年1月16日 16:43

  8日は、前場連日のストップ高となった省電舎 <1711> (東マ)とファーストエスコ <9514> (東マ)が後場急速に値を消して各々前日比1.9%安、2.9%安。東京都知事選に向けた「脱・原発」銘柄物色は少々ハシャギ過ぎとか。また、昼過ぎ、日銀の各県支店の景況報告が全体に好転と伝えられると一段の金融緩和観測が後退とされ、前場は高かった三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が大引け0.3%安、三井不動産 <8801> も同じく1.1%安とダレ模様。

  ただ、材料株や好業績株の物色は活況で、エスプール <2471> (JQS)は昨日発表の前11月決算を好感して28.6%ストップ高、ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> (東マ)はオリンパスが同社の3D(3次元)グラフィックス製品を採用との発表が言われて17.0%ストップ高、ケイブ <3760> (JQS)は新作ゲーム発表を材料に21.0%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は池上通信機 <6771> の21.2%高となり海外展開の強化を発表したことなどが材料視されて急伸、2位はネクシィーズ <4346> の18.0%高となりネット証券向け口座開設支援などがNISA(少額投資非課税制度)をバックに好調などとされて急反発、3位は鶴見製作所 <6351> の13.4%高となり自衛艦と釣り船の衝突事故を受けて海水の排水用ポンプ(船のビルジ、ピット)がホームページあると注目され急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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