豊通シスコムとトレンドマイクロ、標的型攻撃対策サービス「サイバーシールド24」を提供
2014年1月15日 21:32
豊田通商の子会社である豊通シスコムは15日、トレンドマイクロと、企業向け総合セキュリティ分野で協業することに合意したと発表した。この協業により、豊通シスコムは総合セキュリティサービス「ITポリス」の提供を開始する。15日からはその第1弾として、標的型攻撃対策「サイバーシールド24」のサービスを開始する。
「サイバーシールド24」では、トレンドマイクロから提供される製品「Deep Discovery Inspector」を用い、同社のエンジニアが、顧客のネットワーク環境を監視し、脅威が発見された時の対処など、トータルでサポートする。
内容は、ネットワーク上に不審な振る舞いがないかを監視する「ザ・張り込み」、ネットワーク環境の現状調査を行う「ザ・取り調べ」、脅威の駆除や復旧の支援を行う「ザ・逮捕」の3つで構成されている。
価格は、1回につき150万円(税別)となっている。
トレンドマイクロからの製品との連携により、「ITポリス」内に、標的型攻撃への対策となる、「入口・出口対策パッケージ」など、さらなるサービスを展開していくとしている。同社では、「ITポリス」全体で、今後3年間に10億円の売り上げを目指していくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)