松竹が大幅増益、ケイブが赤字幅拡大、ガンホーのスマホ向けゲーム『ロード・トゥ・ドラゴン』が200万DLを達成、サイゼリヤが減益、アデランスが営業減益=15日の注目銘柄
2014年1月15日 07:32
【1月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】15日の注目銘柄です。松竹が大幅増益、ケイブが赤字幅拡大、ガンホーのスマホ向けゲーム『ロード・トゥ・ドラゴン』が200万DLを達成、サイゼリヤが減益、アデランスが営業減益。
松竹(東・札・福:9601)が14日に発表した2014年2月期第3四半期の連結決算は純利益が前年同期比2.9倍の32億円だった。映像関連事業が低調だったものの、演劇事業が好調だった。売上高は同15%増の669億円、営業利益は同2.8倍の68億円、経常利益は同4.2倍の52億円。
ソーシャルゲーム開発などを手がけるケイブ(Jス:3760)が14日に発表した2014年5月期第2四半期の決算(非連結)は、純損益が1億8800万円の赤字。前年の1億6600万円の赤字から損失が拡大した。スマートフォン向け新規ゲームアプリにおける開発費用が先行た。売上高は前年同期比26%減の8億7300万円、営業損益は1億6900万円の赤字(前年は1億6400万円の赤字)、経常損益は1億7000万円の赤字(同1億3300万円の赤字)だった。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(JQ:3765)は14日、グループ会社であるアクワイアが運営中のスマホ向けRPG『ロード・トゥ・ドラゴン』が、1月10日時点で累計200万ダウンロードを突破したと発表した。2012年11月1日にサービスを開始、翌2013年4月22日に累計100万ダウンロードを達成していた。
サイゼリヤ(東:7581)が14日に発表した2014年8月期第1四半期の連結決算は、純利益が前年同期比65%減の4億円だった。原材料費の増大などが減益の要因となった。
営業利益は前年同期比58%減の7億円、経常利益は同57%減の9億円。売上高は、国内外での新規出店などによって同15%増の295億円だった。
アデランス(東:8170)が14日に発表した2014年2月期第3四半期の連結決算は、営業利益が前年同期比37%減の18億円。積極的な広告宣伝により増収となったが、販売費などの費用が増加し、営業減益となった。売上高は前年同期比29%増の483億円、経常利益は同6%減の28億円。純利益は、法人税の減少などにより、同9%増の29億円となった。【了】