NEC、「11ac」に対応した携帯Wi-Fiルータ「AtermW500P」を発売
2014年1月14日 23:28
NECとNECアクセステクニカは14日、無線LANの最新規格「IEEE802.11ac」に対応し、出張や旅行先のホテルなどの有線インターネット回線に接続して、手軽にWi-Fi(無線LAN)通信ができるWi-Fiポータブルルータ「AtermW500P」を2月13日から、また、同じく「11ac」に対応し、新機能“Wi-Fi TVモード中継機能”を搭載したWi-Fiホームルータ「AtermWF1200HP」を1月23日から発売すると発表した。
両商品とも、同梱されるNFC(Near Field Communication)タグに「NFC」対応のスマートフォン、タブレット端末をかざすだけで、簡単にWi-Fi接続設定ができる新機能“らくらく「かざして」スタート”に対応している。
価格はいずれもオープン。
新商品の特長は次の通り。
1.「11ac」に対応した高速通信
「AtermW500P」は3GやLTEよりも速い最大433MbpsのWi-Fi通信が可能で、パケット代を気にすることなく、スマートフォンやタブレット端末の快適な通信を実現。
「AtermWF1200HP」は動画の再生や大容量ファイルのダウンロードなども快適な、最大867Mbpsの高速通信を実現。
2.“らくらく「かざして」スタート”で簡単なWi-Fi接続設定
新機能“らくらく「かざして」スタート”に対応。新商品に同梱される「Wi-Fi設定シート」(NFCタグ)に「NFC」対応のスマートフォン、タブレット端末をかざすだけで、Wi-Fiの接続設定が行える。
「AtermWF1200HP」では、ルータからのインターネット回線接続も併せて設定可能。
3.業界初「11ac」子機利用も可能なコンパクトデザイン(AtermW500P)
「11ac」対応のWi-Fiホームルータを親機として使用している場合、LANケーブルでノートパソコンなどに接続し「11ac」子機として使用可能。また、業界最薄の厚さ約15.8mmの形状で、表面はグロス仕上げのスタイリッシュデザインを実現し、ブラックとホワイトの2色のボディカラーを用意。
さらに、本体とACアダプタ、ETHERNETケーブル、USB電源ケーブルをまとめて収納できる“Atermロゴ入りオリジナル収納ポーチ”を標準添付。
4.“Wi-Fi TVモード中継機能”を搭載(AtermWF1200HP)
中継機として使用することで、従来、電波が届きにくかった離れた場所でも快適な動画視聴が可能。利用可能な周波数帯域が多く、高速通信が安定している5GHz帯を独自技術の「TVモード」で中継して通信を行う。