NEC、春モデルのパソコン28機種を発表 Windows XPからの乗り換えサポート強化

2014年1月14日 16:45

 NECパーソナルコンピュータは14日、2014年春モデルのパソコン5タイプ28モデルを発表した。1月16日以降、順次発売する。

 4月にサポート終了のWindows XPパソコンからの買い替えを見越し、ガイダンスの「動画なび」に「Windows XPからの乗り換えなび」を追加し、データの移行に便利な「ファイナルパソコンデータ引越し9 plus for NEC」(Lavie Eを除く)を搭載する。

 また、ホームネットワーク上にあるタブレットなどの写真や動画を一覧で表示し、一元管理ができる「コンテンツナビ」を新たに用意する。TVチューナー搭載モデルでは、ホームネットワーク上のタブレットなどに録画した番組を転送する「外でもVIDEOワイヤレス」のタビング時間を5分の1に短縮した。

 春モデルでの新製品として、「VALUESTAR S」を追加した。同社が2007年から販売してきた省スペース性の高い「フォトフレーム型」のデザインとし、奥行は19cmに抑えている。ディスプレイは21.5インチのIPS液晶で、TV用に地上波、BS、CSの各チューナーを内蔵している。また、YAMAHAサウンドシステムを搭載し、音質を追求している。

 ノートパソコンのLavie Lシリーズでは、SSDとHDDを組み合わせた技術を搭載し、高速起動を実現した。この結果、同社の2004年のWindows XPモデルに比べ、約3.7倍の高速化が実現したという。

 このほか、高速無線LAN規格IEEE802.11ac対応機種を拡大し、VALUESTAR NとLavie Lの全モデルなど、28モデル中15モデルに搭載した。また、VALUESTAR N / Sの一部モデルにタッチパネルを搭載した。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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