イオン:今第3四半期の純利益は47%減、スーパーマーケット事業で収益が悪化

2014年1月10日 16:56

【1月10日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 イオン(東:8267)が10日に発表した2014年2月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比47%減の199億円だった。総合スーパー事業や総合金融事業については増収増益となったものの、第3四半期に54店舗を閉店(58店舗を出店)したスーパーマーケット事業の営業利益が大幅に減少した。また、戦略的小型店事業の営業利益も前年の水準を下回った。

 営業収益は同12%増の4兆6211億円、営業利益は同4%減の948億円、経常利益は同16%減の985億円。

 なお、通期業績予想については前回予想を据え置いているが、市場関係者の間では「このままでは予想の達成は厳しく、下方修正する可能性が高い」といった声も聞かれた。【了】

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