【銘柄フラッシュ】栄電子や山一電機が急伸し足利HDは上場来高値

2014年1月10日 16:29

  10日は、輸出関連株ではソニー <6758> の3.1%安など安い銘柄が少なくない中で、大手証券の投資判断が材料になったマツダ <7261> は後場一段高となり6.8%高、パナソニック <6752> は身体に着るロボットで重量物を運ぶパワードスーツが話題とされて1.8%高の高値更新など、個々に材料の出た銘柄は活況高。

  NTTドコモ <9437> は後場、12月の携帯電話契約の純増数が24ヵ月ぶりトップと伝えられて13時頃から一気に上値を追い2.0%高で高値更新。足利ホールディングス <7167> は優先株消却を材料に11.5%高となり上場来高値。山一電機 <6941> は前後場ともストップ高の30.7%高となり、超薄型の多層基板を材料に東証1部の値上がり率1位。栄電子 <7567> (JQS)は半導体製造装置の需要予測好調などを材料に36.0%ストップ高。

  前期決算が好調だったキユーピー <2809> は3.3%高となり戻り高値、四半期決算が好調だったファーストリテイリング <9983> も3.3%高の急反発。ネット広告などのフルスピード <2159> (東マ)は好業績を12月中旬発表だが再評価とされて高値更新15.3%高。

  東証1部の値上がり率1位は前出・山一電機 <6941> の30.7%高、2位は日本電子材料 <6855> の16.8%ストップ高となり半導体製造装置の需要予測などを好感、3位は大日本住友製薬 <4506> の16.7%高となり米国の提携先の新薬治験を材料に急伸、4位は前出・足利ホールディングス <7167> の11.5%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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