ピットブル&ケシャ「ティンバー」がエミネム&リアーナの黄金コンビから全米No.1奪取
2014年1月10日 11:00
「ザ・モンスター」5週目の首位ならず…ピットブル&ケシャの「ティンバー」が新たなNo.1となった1月18日HOT100チャート。
「ティンバー」はエミネム&リアーナの「ザ・モンスター」と同時に上昇し、4週間の2位をマークしていたが、登場13週目にして遂にNo.1に輝いた。ピットブルにとっては、2011年の7月にニーヨをゲストに迎えた大ヒット曲、「ギブ・ミー・エブリシング」以来、約2年半振りの首位獲得で、この曲が2度目のNo,1となる。ケシャは、2010年の11月に「ウィー・アー・フー・ウィー・アー 」以来3年ぶりのNo.1獲得で、同2010年の年間首位をマークした、「ティック・トック」含む通算4曲目。2012年末、歌詞が問題視され、エアプレイが激減したため、No.1獲得を逃した「ダイ・ヤング」(2位)の雪辱を果たした。
その「ティンバー」を制作するにあたって、ピットブル自身が「お手本にした」と宣言したアヴィーチーの「ウェイク・ミー・アップ!」は、先週の10位返り咲きから、さらにポイントを伸ばし、8位まで再浮上。年間チャートの発表と、この「ティンバー」のNo.1獲得を受け、今週で20週目のTOP10入りをマークした。
昨年は、そのピットブルとタッグを組んで「フィール・ディス・モーメント」を大ヒットさせたクリスティーナ・アギレラとア・グレート・ビッグ・ワールドの「セイ・サムシング」は5位に停滞中。順調にセールス、エアプレイ共にポイントを伸ばしている。
今週、TOP10入りを果たしたのが、ケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」。アルバムのリリースと共にiTunesで先行リリースされたこの曲は、一旦TOP20位圏外に落ち込むも、年末から徐々にポイントを伸ばし、登場16週目でTOP10入りを果たした。アルバム『プリズム』から、No,1を獲得した「ロアー」(11位)に続く2曲目のTOP10ヒットで、ケイティにとっては13曲目、パートナーのジューシィ・Jは初のTOP10入りを、この曲で果たした。未だ、公式サイトでプロモーションビデオを公開していないため、未定ではあるが、公開されればNo.1獲得の可能性は高い。
TOP10以下では、9週首位を獲得した「ロイヤルズ」の大ヒットを受けて、ロードの「チーム」が14位まで上昇。両曲収録のデビューアルバム『ピュア・ヒロイン』も、アルバムチャートで5位まで再浮上している。今週のアルバムチャートで首位となった、『アナと雪の女王』のサウンドトラックから、テーマ曲を歌うデミ・ロヴァートの「レット・イット・ゴー」は、38位まで上昇。映画、アルバムのヒットを受け、TOP10入りを狙う。