国立がんセンター、受信者の個人情報入りUSBメモリを紛失
2013年12月25日 20:53
国立がん研究センターは24日、予防・検診部門のがん予防・研究検診センターの検診部が、検診を受けた人の個人情報が含まれたUSBメモリを紛失していたと発表した。現時点でまだ見つかっておらず、捜索を続けている。不正使用の情報は入っていないという。
紛失したUSBメモリには、2004年2月から2009年1月までに同センターで検診を受診した人の受診ID、カタカナ表記の氏名、性別、受診時の年齢、検診の判定結果、がんの有無、がんと診断された場合の病理診断、がんの大きさ、病期、紹介先医療機関名の情報が含まれていたという。
紛失は19日に判明した。調査の状況から、施設内で紛失した可能性が高いという。
同センターでは、該当する受診者に、21日付で経緯の説明とお詫びの文書を郵送した。また、お問い合わせ窓口を設置した。
今後、調査委員会を立ち上げ、事実関係と原因の解明を進め、再発防止策を講じるとしている。
○問い合わせ電話番号
03-3547-5305
(土・日・祝日を除く9時から17時まで)(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)