Fedora 20リリース。ARMを正式サポート

2013年12月25日 07:00

ymitsu 曰く、 12月17日、Fedora 20がリリースされた(slashdotSourceForge.JP Magazine)。Fedora Projectの10周年記念版と位置付けられている。

 Fedora 20からの主な変更点として、ARM(ARM v7)がi686やx86_64などと並ぶプライマリアーキテクチャとして扱われるようになったことがあげられる。ARMのサポートに関してはUbuntuが先行していたが、Fedoraがようやく並んだことになる。なお、ARMv8のサポートに関しては、Ubuntuともども未だ途上のようだ。

 ソフトの面では、BlueZ 5やRuby on Rails 4.0の採用などが挙げられる。また、sendmailやsyslogがデフォルトではインストールされなくなった。標準のデスクトップ環境はGNOME 3.10およびKDE 4.10を採用、Cinnamonのバージョンは2.0となった。

 詳しくはリリースノート、およびチェンジセットを参照のこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | レッドハット

 関連ストーリー:
Fedoraプロジェクト、10周年を迎える 2013年09月27日
Fedora 19、パスワード作成画面の確認フィールドでパスワードがマスクされない 2013年05月05日
Fedora 19ではMySQLに代えてMariaDBを採用 2013年02月03日
Fedora 18、ようやくリリース 2013年01月18日

 

関連記事

最新記事