NTTコム、顧客情報の書類2,558枚が運搬中に落下 情報流出はなし

2013年12月24日 21:10

 NTTコミュニケーションズは24日、顧客の情報が記載されていたサービスの申込書などを、運搬中に落としていたことを発表した。落下した書類はすでに回収されており、同日時点で個人情報の流出などによる被害はないという。

 落下したのは、今月14日の20時ごろ。昨年1月まで同社の販売代理店だったキーストーンシステムから書類の廃棄を委託された、アビドレックスによる搬送中に起こった。

 19時30分ごろにアビドレックスがトラックで書類を回収し、横浜青葉インターチェンジ(横浜市青葉区)から、東名高速道路を走行。その後、レインボーブリッジを通り、首都高速道路湾岸線の新木場出入口(東京都江東区)から出て、アビドレックスの倉庫に着いて、21時10分ごろに積み出しをした。直後の21時23分ごろに中日本高速道路が東名高速道路上に落下している書類を発見。回収して、NTTコムに渡した、

 落下した書類の枚数は3,340枚で、うちNTTコムの分は2,558枚だった。

 NTTコムは謝罪するとともに、「再発防止に努める」としている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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