良品計画が今期最終利益を上方修正、マクドナルドが通期予想を下方修正、王将フードサービスが社長交代、アドウェイズがゲームアプリ開発のコパンを買収、ホンダが新型SUV「VEZEL」を発売=20日の注目銘柄
2013年12月20日 07:04
【12月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 20日の注目銘柄です。良品計画が今期最終利益を上方修正、マクドナルドが通期予想を下方修正、王将フードサービスが社長交代、アドウェイズがゲームアプリ開発のコパンを買収、ホンダが新型SUV「VEZEL」を発売。
良品計画 (東:7453)は19日、2014年2月期の通期連結業績予想の純利益を上方修正すると発表。前回予想の136億円から前期比56%増の171億円に引き上げた。同社の持分法適用関連会社である台湾無印良品股份有限公司(「MUJI台湾」)の全株式を取得し、連結子会社化することにとなう「段階取得に係る差益」が生じるため。営業収益、営業利益、経常利益についての変更はない。
日本マクドナルドホールディングス(Jス:2702)は19日、2013年12月期通期の連結業績予想を下方修正し、純利益を前回予想117億円から前期比61%減の50億円に引き下げた。第1四半期以降の客数が落ち込んでいることに加え、第3四半期以降に販売した期間限定商品の効果が限定的だった。なお、売上高は前回予想2650億円から前期比12%減の2600億円に、営業利益は同200億円から同54%減の115億円に、経常利益は同195億円から同58%減の100億円に修正した。
「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(東:9936)は19日、渡辺直人常務取締役が同日付で代表取締役社長に昇格する人事を発表した。同日早朝に京都市山科区の同社本社前で、大東隆行社長が何者かに射殺されたため。渡辺直人(わたなべ なおと)氏は、1955年生まれで、1979年に同社に入社。東京地区エリアマネージャーなどを経て、2004年に取締役、2008年に常務取締役に就任し、2011年より常務取締役 兼 第4営業部長(現職)。
アドウェイズ(東マ:2489)は19日、スマートフォン向けアプリの提供を行うコパン(本社:東京都港区)の発行済株式総数の90%を取得し、子会社化すると発表した。同社の広告事業やスマートフォン市場への今後の展開において、コパンのアプリ事業とのシナジー効果が高いと判断し、子会社化を決定した。 コパンが10月にリリースしたゲームアプリ「古の女神と宝石の射手」は配信後1カ月で 50万ダウンロードを突破するなど好調に推移しているという。
ホンダ(東:7267)は19日、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、さらには燃費性能に至るまで、ジャンルの枠を超えた多面的な価値の融合をコンセプトにした新しいクルマ「VEZEL(ヴェゼル)」を20日から販売すると発表した。ガソリン車とハイブリッド車をラインアップし、それぞれに4WDを設定する。販売計画台数(国内・月間)は4000台。メーカー希望小売価格は、ガソリン車が187万円〜212万円、ハイブリッド車が219万円〜268万円。【了】