NASA、アポロ11号などを打ち上げた歴史的発射台の使用権でスペースXと交渉
2013年12月20日 06:00
taraiok 曰く、 2013年12月13日、NASAはフロリダ州ケープカナベラル ケネディ宇宙センターの第39複合発射施設「LC-39A」の使用契約でスペースX社と交渉中とのこと。LC-39A発射台は、1969年、ほとんどのアポロ宇宙船を打ち上げに使用された(Response、HNGN、本家/.)。
LC-39Aの使用権を巡り、米会計検査院(GAO)はAmazonのCEOジェフ・ベゾス氏が設立したブルー・オリジン社が提出した申し立てを却下した。理由はNASAがLC-39Aの運用提案募集を特定の企業に有利になるよう行っていたとして、競争の公平性に疑問を呈していたためだ。現在、NASAとSpaceX社は、リース契約の条件交渉を行っているという。契約が成立した場合でもNASAは保守・保全のために同発射台にアクセスできるとしている。
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