NEC、製品情報管理のクラウドサービス「Obbligato for SaaS」をタイで販売開始
2013年12月18日 22:06
NECは18日、現地法人NECタイを通じて、製造業の設計図面・仕様書・部品表などの製品技術情報を製品ライフサイクルにわたって統合管理するPLM(Product Lifecycle Management）クラウドサービス「Obbligato for SaaS（オブリ ガート フォー サース）」を、タイで販売すると発表した。
近年、アジア市場開拓やチャイナ・プラスワンなどの観点から、日系製造業の進出が加速しているタイでは、現地で新製品の設計開発から行う動きも始まっている。このため、製造業の基幹情報である設計図面・仕様書・部品表などの製品技術情報や関連ドキュメントを効率的に管理するPLMソリューションへのニーズが高まっている。
「Obbligato for SaaS」は、日本国内で750社以上の導入実績を持つPLMソフトウェアObbligatoシリーズのノウハウを元に、「製品構成(BOM)管理」「ドキュメント管理」「設計変更情報管理」の機能を実装している。
ユーザーは個別にカスタマイズすることなく、約2週間で利用開始できるという。価格は、5ユーザーで月額75,000円から。
タイに進出する電機・機械・自動車・自動車部品などの日系製造業を中心に今後5年間で100社への導入を目指す。