【銘柄フラッシュ】ユークスやネクシィーズが急伸し新規上場の日本アクアは初値好調

2013年12月13日 16:26

  13日は、昼頃から円安が再燃し1ドル103円80銭台と約5年ぶりの円安水準に入ったため、前場は軟調だったトヨタ自動車 <7203> が堅調に転換して大引けは0.2%高。昨日、業績予想の減額を悪材料にストップ安だった日東電工 <6988> は0.8%高と反発。ファーストリテイリング <9983> は後場一段強い相場になり2.4%高。大幸薬品 <4574> はノロウィルスなどを材料に7.3%高など薬品株も堅調。じげん <3679> (東マ)は13.2%高となり、KDDI <9433> との提携を連日好感し11月22日に新規上場して以来の高値を更新。

  ゲーム関連株は物色対象が絞られる様子になり、エイチーム <3662> は何度かストップ高まで上げて5日連続ストップ高のあと13.5%高。ユークス <4334> (JQS)も一時ストップ高まで上げて大引けは22.1%高。一方、ミクシィ <2121> (東マ)は3日連続ストップ安。

  本日、新規上場となった住宅向け断熱材などの日本アクア <1429> (東マ)は9時46分に公開価格1650円を約25%上回る411円で売買が成立し初値を形成。その後14時40分にかけて2261円まで上げ、終値は2010円。

  東証1部の値上がり率1位はネット接続などのネクシィーズ <4346> (東1)の16.5%ストップ高となり好業績のネット関連株として連日高値、2位はサイボウズ <4776> の16.5%高となり引き続き自社株買いの発表を材料に連日急伸、3位は前出・エイチーム <3662> の13.5%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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