シャープ、20V型タッチディスプレイ「LL-P202V」を発売 電子カルテの記入用途などに

2013年12月12日 17:49

 シャープは12日、写真の切り抜きなど細かな作業が可能なデジタイザーペンを採用した20V型フルHD液晶搭載のタッチディスプレイ「LL-P202V」を2014年2月20日に発売すると発表した。

 同製品は、タッチ操作とデジタイザーペンでの細かな作業が可能なタッチディスプレイ。付属のデジタイザーペンを使えば、デザイン制作で利用される描画ソフトや電子カルテのような業務向けアプリケーションで、書き込みや写真の切り抜きなどの細かな作業を行うことができる。

 力の強弱で線の太さが変わる「筆圧検知」に対応し、自然な書き心地を実現した。ペン先の2つの機能ボタンに、「消しゴム」や「右クリック」などの便利な操作を設定することもできる。付属のバリアブルスタンドを使えば、タッチ操作やペン入力の際に画面の角度を自由に調整できる。

 同社では、医療用電子カルテの記入端末やホテル・病院などでの記帳用端末など、幅広い用途で同製品の提案を進めていくとしている。価格はオープン、月産台数は1,000台。

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