電通:「YouTube」内でマンガ雑誌「MANGAPOLO ZERO」を創刊

2013年12月11日 18:59

【12月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 電通(東:4324)は11日、動画共有サイト「YouTube」の公式チャンネル「MANGAPOLO(マンガポーロ)」内で、マンガ雑誌「MANGAPOLO ZERO(マンガポーロゼロ)」を2014年春に創刊すると発表した。本チャンネル内で公開マンガ家オーディションを開催し、プロ・アマ問わず投稿された作品を、読者の反響に基づき現役マンガ家が審査、選抜メンバーによる新作マンガを連載形式で配信する。

 「MANGAPOLO」は、マンガと読者との出会いを創出するためのプロジェクト。2月に「YouTube」内にマンガチャンネル「MANGAPOLO」を開設し、複数の出版社と共同して既刊の人気マンガ作品を中心に配信を行っている。マンガ好きな読者に加え、マンガから離れていた層からも支持を得、約4万7000人のチャンネル登録者を獲得し、再生回数を伸ばしているという。

 マンガ雑誌「MANGAPOLO ZERO」は、この「MANGAPOLO」内のひとつのコーナー(再生リスト)として新設される。新鮮な才能を発掘するため、応募者の投稿した作品は「MANGAPOLO」チャンネルで公開し、読者となるチャンネル登録者や一般YouTubeユーザーによる視聴回数や反響などを参考情報に、審査員による審査を行う。

 第1弾オーディションは日本文芸社(本社:東京都千代田区)とともに開催し、審査員は高橋陽一氏(『キャプテン翼』など)、高橋よしひろ氏(『銀牙伝説WEEDオリオン』など)、ラズウェル細木氏(『酒のほそ道』など)が担当する。「MANGAPOLO ZERO」の発行期間は2014年春から1年間。大賞には100万円の賞金と、「MANGAPOLO ZERO」での連載(原稿料あり)という特典が与えられる。【了】

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