電通、YouTubeでマンガ誌「MANGAPOLO ZERO」を創刊 オーディションで作品募集

2013年12月11日 17:05

 電通は11日、YouTube公式チャンネル「MANGAPOLO」内で、マンガ雑誌「MANGAPOLO ZERO(マンガポーロゼロ)」を来春創刊すると発表した。オーディションを開催し、選抜された投稿作品を連載形式で配信するという。

 同社によると、応募者の投稿した作品は MANGAPOLOチャンネルで公開し、チャンネル登録者や一般YouTubeユーザーの視聴回数や反響などを参考情報に、審査員が審査を行なう。

 第1弾オーディションは日本文芸社とともに開催し、審査員は高橋陽一氏(「キャプテン翼」「誇り〜プライド〜」など)、高橋よしひろ氏(「銀牙伝説 WEED オリオン」など)、ラズウェル細木氏(「酒のほそ道」など)が務める。

 応募期間は2013年12月11日~2014年3月末まで。2014年5月に入選者が発表される。大賞は、「MANGAPOLO ZERO」で連載され、賞金100万円と原稿料が贈られる。

 「MANGAPOLO」は2013年2月に開設された。複数の出版社と共同で既刊の人気マンガ作品を中心に配信し、約4万7千人のチャンネル登録者を集めている。

 電通は、MANGAPOLOを通して生まれた作品が、出版社やマンガ家にとっての新しいコンテンツの創出方法につながっていくことを期待するとしている。

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