【銘柄フラッシュ】ミクシィはストップ安だが新規上場の2銘柄は好調に初値
2013年12月11日 16:24
11日は、円高基調や先物のSQ前の思惑売買などを受け、自動車株が富士重工業 <7270> の0.8%高を除いて軟調になり、前場は小高かったソニー <6758> も0.2%安など日経225銘柄を中心に軟調。
半面、熊谷組 <1861> は13.1%高など、5.5兆円規模の経済対策などを材料に鉄建 <1815> は6.0%高などオリンピック、リニア新線関連株が久々に動意活発。ミクシィ <2121> は昨日までの10日連続ストップ高から一転ストップ安気配のまま大引けまで売買が成立せず、大引けに「出来申さず」となり一部に波乱の動き。
本日、新規上場のセキュリティ対策ソフトなどを開発するエンカレッジ・テクノロジ <3682> (東マ)は後場13時50分に公開価格1730円に対し2.2倍の3755円で売買が成立し初値を形成。その後3980円まで上げ、終値は3055円。
もうひとつ本日、新規上場の不動産情報サイトなどを運営するオウチーノ <6084> (東マ)も後場14時13分に公開価格3500円に対し2.3倍の8050円で売買が成立し初値を形成。その後9550円まで上げ、終値は6600円。
東証1部の値上がり率1位はエイチーム <3662> の17.9%ストップ高となり、ゲーム関連株人気を集めて連日ストップ高、2位は前出・熊谷組 <1861> の13.1%高、3位は飛島建設 <1805> の7.2%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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