サイボウズ、ICカードでタッチすると交通費精算できる「DragonTouch Expense」

2013年12月9日 14:48

 サイボウズとブレインハーツは9日、タッチするだけで簡単に交通費精算処理をクラウド上で実現する新サービス「DragonTouch Expense」を同日に提供開始すると発表した。

 同サービスは、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」とブレインハーツのICカード活用ソリューション「DragonTouch」を連携させたもの。

 「DragonTouch Expense」のリーダーにICカードをタッチすると、交通費を「kintone」へ蓄積できるようになる。これによって、金額や乗車区間情報を手作業で転記する必要がなくなり、素早い経費精算処理が実現できるほか、人為ミスのリスクも低減できる。

 交通ICカードでは利用履歴情報が20件程度しか記録されず、旧いものから順次消されてしまう場合もあるが、「DragonTouch Expense」では、記録数の上限を気にせず交通費の情報を蓄積できる。

 また、「kintone」の開発柔軟性を利用し、承認結果情報などを既存業務システムと連携させることも容易にできるという。

 サービス利用料金は、150ユーザーまで、初期費用100,000円、月額15,000円。150ユーザーを超える場合には、個別見積もりになる。「kintone」利用料金は別途必要になる。

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