バイトに求めるのは「社会経験・成長」、「働きたくない」増加傾向も=若年層白書2013
2013年12月9日 13:53
インテリジェンスは6日、全国の15~25歳の男女2,454人を対象に、ライフスタイルやアルバイト経験、将来・仕事観について調査したアンケートの結果を発表した。
それによると90.1%が「アルバイトをした方が良い」と回答、理由は「社会経験・成長のため」が57.0%で最多、次いで「就職、将来のため」(19.1%)、「人間関係のため」(8.3%)と続く。
また、仕事さがしや働き方についての質問には、過去毎年1位である「アルバイトを通して、お金以外のものも得られると思う」への回答が、昨年を7.5ポイント下回り、2年連続で減少、「できれば働きたくない」は、2010年の38.7%から2013年は44.5%へと、2010年の調査開始以降、上昇傾向を示している。
インテリジェンスでは、さまざまな情報があふれ、気軽に多くの活動や体験に参加できるようになった現代では、社会経験や成長を得るための選択肢が多様になり、本来アルバイトが持つお金以外のメリット部分が見えづらくなり、今回の調査結果に表れたのではないかと分析している。