ソニー、PS4の世界累計販売数が210万台突破と発表
2013年12月8日 11:47
3日、ソニー<6758>のゲーム子会社、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、据え置き型ゲーム機「プレイステーション4(PlayStation 4/PS4)」の世界累計販売台数が210万台を超えたと発表した。
「プレイステーション4」は11月15日にアメリカとカナダで発売が開始され、29日にはヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、ラテンアメリカなどで発売された。12月1日時点でヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでの実売は70万台以上、これにアメリカ、カナダ、ラテンアメリカを加えた全世界での実売数は累計で210万台以上となった。
ソニー・コンピュータエンタテインメントによれば、「プレイステーション4」は現時点で世界32ヶ国にて販売されている。日本では2014年2月22日に販売される予定だ。
ソニー・コンピュータエンタテインメントのアンドリュー・ハウスCEOは、「プレイステーション4は北米において、プレイステーション史上最高のスタートを切ることが出来た。こうした勢いはヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、ラテンアメリカでの発売後もとどまるところを知らない。今後も全世界でプレイステーション4への旺盛な需要は見込まれており、現在、供給が追いつかない状況だが、年末に向けてより多くのユーザーの方々にプレイステーション4をお届け出来るように、尽力したい」と語っている。こうしたアンドリュー・ハウスCEOの発言からも分かる通り、発売開始24時間で実売100万台を超えた北米では、現在も品薄状態が続いている模様。小売店の多くでは売り切れ、ないしは本体価格の倍以上の値段が付けられプレミアム化している状態のようだ。
そして14年2月の日本国内での販売に合わせて、「PlayStation Network(PSN)」上で月額有料の会員制サービス「プレイステーション プラス(PS Plus)」の利用権を3ヶ月間無料体験出来るキャンペーンなどを実施する。
「プレイステーション プラス」は1ヶ月利用権500円/3ヶ月利用権1300円の有料サービスで、加入者はオンラインマルチプレイ(プレイステーション4のみ)や、セーブデータお預かり、フリープレイ(常時11タイトル以上/年間55タイトル以上)、ディスカウント、先行体験などの特典が用意されている。(編集担当:滝川幸平)