米マサチューセッツ州の団地、飼い主に犬の糞を持ち帰らせるためにDNA鑑定を導入

2013年12月7日 16:36

犬の糞が敷地内に放置されることに悩む米マサチューセッツ州ブレインツリーの団地で、糞をした犬を突き止めるためにDNA鑑定を導入したそうだ(NewsDailyの記事本家/.)。

1.4平方キロメートルの敷地では、犬の糞が落ちていたという清掃係からの報告が毎週数回はあるそうだ。しかし、飼い主は糞の持ち帰りを拒むばかりか、自分の飼い犬のものだと証明しろと迫ることもあるという。そのため、対策を練っていた担当者がDNA鑑定にたどりついたとのこと。弁護士によれば398戸すべての住人に飼い犬のDNAサンプル提出を義務付けることが可能とのことで、飼い主は59.95ドルを支払って犬のDNAを登録することになったという。登録した犬の糞が敷地内で見つかると、飼い主が検査料50ドルと罰金100ドルを支払うことになる。これにより、現在では犬の糞が放置されることはほとんどなくなったそうだ。犬の尿に関する苦情を受けることもあるが、こちらは少し難しいとのことだ。

なお、イスラエルのペタティクバでは、2008年に同様の仕組みを導入している(/.J記事)。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | 変なモノ | サイエンス | idle | アメリカ合衆国

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