住友化学、生活環境事業のグループ2社を統合
2013年12月6日 12:37
住友化学は6日、100%子会社の住化エンビロサイエンス(SES)と住化ライフテク(SLT)を、2014年4月1日付で統合すると発表した。製造・販売や開発・研究機能の一体化で経営の効率化を図る。
両社を統合することで、生活環境事業の幅広い製品ラインナップをそろえるほか、製造・販売業務を一体化して効率的な事業運営を進める。また、両社の基盤技術や製品開発・研究機能を融合し、新製品開発力の強化を図る。
住化エンビロサイエンスは、シロアリ防除剤を含む防疫用殺虫剤、工業用殺菌剤、木材保存剤等の事業を多角的に展開し、住化ライフテクは、家庭用殺虫剤、ペット用・畜産動物用の動物薬の開発、販売を行っていた。
住友化学は今後、統合新会社を通じて、魅力的な製品やサービスの充実を図り、事業の一段の拡大を進めていくとしている。
統合新会社の名称は「住化エンバイロメンタルサイエンス」となる予定。資本金は2,000万円で住友化学が100%出資する。