日経平均は大幅反落、先物主導で一時400円超の急落に

2013年12月4日 15:06


*15:07JST 日経平均は大幅反落、先物主導で一時400円超の急落に
日経平均は大幅反落。昨晩の欧米株安や円安一服など、外部環境の悪化を背景に利益確定売り優勢の展開となった。売り一巡後は下げ渋る場面も見られたが、先物主導であらためて売り直され、日経平均の下落幅は一時400円超と急落に。

大引けの日経平均は前日比341.72円安の15407.94円となった。東証1部の売買高は25億4009万株、売買代金は2兆3876億円。業種別では、保険や証券、パルプ・紙、その他金融、ガラス・土石、ゴム製品、電気機器、非鉄金属、輸送用機器、海運、医薬品などの下落が目立った。一方、鉱業のみが上昇した。

個別では、ファストリ<9983>やファナック<6954>、ソフトバンク<9984>など、日経平均寄与度の大きい銘柄が総じて軟調。また、トヨタ<7203>やホンダ<7267>、マツダ<7261>など自動車株もさえない動き。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>、野村<8604>など金融関連株も利益確定売りに押された。一方、楽天<4755>やドワンゴ<3715>など、内需系のネット関連株の一角が堅調だった。《OY》

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