米軍がソフトウェアの不正使用を認め、5,000万ドルの支払いに合意
2013年11月30日 18:18
米企業Apptricityは、米軍が同社の兵站管理用ソフトウェアを不正使用しているとして訴えていたが、米軍側が5,000万ドルを支払うことで合意に達したそうだ(Apptricityのプレスリリース、Dallas Morning Newsの記事、BBC Newsの記事、本家/.)。
米軍がApptricityのソフトウェア「Transportation Coordinators’ Automated Information for Movements System II (TC-AIMS II)」を使い始めたのは2004年。当初は中東などにおける小規模な作戦用として使われていたが、2007年には全面的に採用されることになり、軍事作戦だけでなくハイチ地震の救援活動などにも使われたという。しかし、同社では2008年ごろから契約数よりも多くの本数がインストールされていることに気付く。2012年にはサーバー100台とデバイス9,000台の合計2億2,450万ドルを求めて米軍を訴えていた。米軍が最大の顧客となっていた同社にとって大きな賭けであったが、契約は今後も継続されることになったとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | 海賊行為 | IT | アメリカ合衆国 | 軍事 | 法廷 | ソフトウェア | 著作権 | お金
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