富士フイルム:ミャンマーに現地法人を設立、メディカル製品やグラフィック製品の拡販に注力

2013年11月28日 14:34

【11月28日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 富士フイルムホールディングス(東・名・札・福:4901)グループの富士フイルムは28日、成長が期待されるミャンマーでの事業拡大を図るため、同国に現地法人フジフイルムミャンマー(所在地:ヤンゴン市)を設立し、12月2日から営業を開始すると発表した。

 同社はミャンマーで、1970年代から代理店を通じて写真印画紙などのイメージング製品を中心に販売を行ってきた。今回、現地法人を設立することにより、代理店への営業・技術面でのサポートの強化とともに、需要拡大が見込まれる画像診断機器・X線フィルムなどのメディカル製品、オフセット印刷用刷版プレートなどグラフィック製品の拡販にも注力していくという。

 フジフイルムミャンマーは、同社にとって、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムに続く、ASEAN地域で7カ国目の現地法人となる。経済発展が続く東南アジア地域における事業基盤のさらなる強化を目指す。【了】

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