楽天が12月3日から東証1部に移り記念配当と株主優待を実施
2013年11月26日 17:10
■新指数「JPX日経400」に加えTOPIXにも採用へ
東証は26日の夕方、楽天<4755>(JQS)の株式を12月3日売買分から市場第一部銘柄に変更すると発表した。同時に楽天は記念配当と株主優待制度の導入を発表し、記念配当は2013年12月期末の普通配当3円に1円を加えて計4円にするとした。前期は3円だった。
株主優待は、13年12月31日時点の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主に、(1)プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」主催の公式戦に抽選で招待、または優待価格での観戦チケット提供、(2)抽選で楽天イーグルス選手の直筆サイン入りグッズをプレゼント、(3)楽天市場で利用できるクーポン券、(4)楽天トラベルの国内・海外ツアー「楽パック」に使えるクーポン、(5)電子書籍タブレット端末でのコンテンツ購入に使えるクーポン、を贈呈する(クーポン使用に際しては会員登録が必要)。
東証1部に上場すると翌月末までにはTOPIX(東証株価指数)の算出対象になる。また、14年1月初から算出開始の新指数「JPX日経インデックス400」には採用が決定済み。指数連動ファンドなどが各銘柄を組み入れ買いする場合の買い需要が期待される。本日の株価終値は1435円(25円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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