日立:14年4月1日付でインフラシステム事業の体制を4事業分野に再編

2013年11月25日 17:34

【11月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日立製作所(東・名:6501)は25日、社会インフラを中心とした世界規模でのビジネスモデルやサービスの変化、多様なニーズに迅速に対応していくため、2014年4月1日付で、インフラシステム事業の体制を再編すると発表した。

 具体的には、日立の社内カンパニーであるインフラシステム社のもつ機能を、電力・交通・都市インフラ分野向け情報制御ソリューションやエネルギーマネジメントシステムなどを担当する「都市・エネルギーソリューション事業」、水処理システムや監視制御システムなどを担当する「水環境ソリューション事業」、産業プラント、産業分野向け情報制御ソリューション、セキュリティシステムなどを担当する「産業プラント・ソリューション事業」、これらを支えるモノづくり機能として、インバーターや圧縮機などを担当する「コンポーネント事業」の4事業分野に再編する。

 また、「都市・エネルギーソリューション事業」および「産業プラント・ソリューション事業」の体制強化に向けて、グループ会社を含めた関連事業の再編・統合などを行い経営リソースを集約。これにより、インフラシステム分野のダイナミックな市場の変化やニーズの多様化にスピーディーに対応できる事業体制を構築し、顧客に提供する価値を最大化するという。【了】

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